ふるさと納税の返礼品では青汁も選べる

ふるさと納税は「納税」ではなく、自治体への寄附金の扱いになりますが、寄附することで控除額が増えるため、自分の住んでいる自治体へ本来払うべき税金が軽減されます。そのため、間接的にはふるさとへ納税することと同じ意味になるため、ふるさと納税といわれているものです。

この制度の趣旨は、生まれてからずっとふるさとで育ててもらっていたものの、成人してからは都会で働く人が多く、都会にばかり税金が落ちていくため、納税額の1部でも故郷へ納める仕組みがあってもよいということで出来たものです。

制度の詳細は省略しますが、ふるさと納税をすると寄附した自治体からカニや牛肉、あるいはお米などの特産品が返礼品としてもらえることで人気になっています。年収によって寄附金の上限額は違うものの、高額納税者ほどメリットが多く、実質的に2,000円の負担で返礼品がもらえることで人気になっています。

実際の故郷であるかなどの制限はありませんので、どの自治体へも自由にふるさと納税をすることができます。当サイト運営者がチェックしてみたところ、お礼の品に「青汁」を設定している自治体もありますので、チェックされてみるとよいでしょう。

ふるさと納税のお礼の品で青汁をもらえる自治体

ふるさと納税の返礼品を検索できるポータルサイトがいくつかありますが、当サイト運営者が調べてみたところ、ふるさとチョイスで「74件」、さとふるで「3件」の自治体がヒットしました。

大手の青汁はほとんどありませんでしたが、ファンケルやDHCなどの健康食品セット、あるいは資生堂の長命草パウダーなどは返礼品でもらえるケースもあります。

けれども、これはあくまで自治体へ「寄附」することでもらえる「お礼の品」ですので、ファンケルや資生堂の公式サイトなどで直接購入しても意味がありませんのでご注意ください。

例えば、沖縄県の与那国町へ30,000円の寄附をした場合、所得税と住民税を合わせて28,000円分の税金が軽減され、お礼の品に青汁セットがもらえるというものです。
(※2016年12月時点での情報です。)

また、2,000円を除いて全額控除される寄附金の上限については、その人の年収や家族構成によって違いがあります。仮に、上限額10,000円の人が30,000円のふるさと納税をしても、全額が控除されるわけではありませんのでご注意ください。

概ね、独身で年収400万円の方の場合、寄附金の上限額は40,000円程度が目安になりますが、家族構成によってもかなり違ってきますので、申し込みをする前によくご確認されることをおすすめします。

本来、お礼の品として頂くものに損得勘定を持ち込むべきではありませんが、2,000円の負担分を考えると、ひと箱程度なら公式サイトでそのまま購入してしまった方がよい気もします。ただ、高額納税者で寄附金の上限額が多い方の場合はお得に感じるケースもあるかもしれません。

注意しておきたい点としましては、あくまでふるさと「納税」ですので、ある程度の納税額がないと意味がないということです。どのくらいの上限額があるかについては、ポータルサイトなどで調べることができます。

また、ふるさと納税はその年度内に申し込みをする必要があるので、まだの方ははやめにチェックしておくとよいでしょう。

ちなみに、「マイケアのふるさと青汁」と「ふるさと納税の青汁」は名前が似ていますが、関係ありませんのでご注意ください。