注目の健康食品~青汁とヒアルロン酸~

健康食品でメジャーな商品といえば“青汁“ですが、最近は“ヒアルロン酸”という成分にも注目が集まっています。青汁にヒアルロン成分を加え、美容青汁として販売されているものもあります。

「青汁」は野菜を搾ってジュースにしたものですので、比較的分かりやすいのですが、「ヒアルロン酸」の場合はその原料や働きなど分かりずらい点も多く、よくわからない健康食品のイメージを持たれている方も多いです。

では、今回はこのヒアルロン酸の成分や働きについてご紹介しましょう。

青汁とヒアルロン酸の大きな違いとして、青汁は植物性であるのに対し、ヒアルロン酸は動物性になります。 それぞれの一般的な原料は以下のとうりです。

原料働き
ヒアルロン酸にわとりの鶏冠(トサカ)や乳酸菌美容成分でみずみずしい毎日に
青汁ケールや大麦若葉、明日葉など野菜不足の解消や栄養補給

青汁の原料

“ケール”、“ゴーヤ”、“大麦若葉”、“明日葉”など種類が豊富です。含まれる栄養成分は食物繊維やビタミン類などが一般的です。青汁は食物繊維やビタミンの摂取によって、野菜不足の解消などの働きがあります。青汁は野菜ジュースの延長線上にあるような健康飲料と考えて良いでしょう。

ヒアルロン酸の原料

ヒアルロン酸は“鶏のトサカ”に含まれていたり、“乳酸菌による生産”で得られる成分です。女性の美容をサポートする成分として近年注目されています。原料が鳥のトサカや乳酸菌であることからも分かるように動物性の成分です。ヒアルロン酸は動物性ということもあり生産が難しく、価格はやや高めの傾向にあります。

青汁とヒアルロン酸の働き

食品などの効果や効能を表示することは薬事法によって制限されています。
ヒアルロン酸の場合には法的な制限によって効果を示すことができません。
青汁やヒアルロン酸などの健康食品の働きに対する“分かりにくさ”は、法律によってその効果が謳えないということが原因としてあるのです。

特にヒアルロン酸の場合、医師のなかでも経口摂取では効果がないと判断している方も多く、このあたりも分かりにくさに影響を与えているようです。