青汁の基礎知識
野菜の摂取量は1日に350g以上が目安
厚生労働省の国民健康づくり運動「健康日本21」によると、日本人に望ましいとされる野菜の摂取量は1日に350g以上とされています。
この野菜量350gの具体例は、以下のような品目になります。
■野菜350gの例
- レタス1枚(30g)
- トマト1/2個(100g)
- ほうれん草3株(75g)
- にんじん1/2本(100g)
- キャベツ1枚(50g)
これだけの量の野菜を1日に摂取するのが望ましいとされています。…続き
青汁とは野菜の葉の部分の汁のこと
青汁は栄養価の高い野菜を搾った野菜ジュースのことです。
葉にお湯を注いで抽出する健康茶と比較すると、野菜を丸ごとジュースにするため、含まれている食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養価を効率的に摂取することができます。
青汁のなかには、「血糖値の上昇を抑える」など特定の効果が認められているトクホの商品もありますが、一般的には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂取するための栄養機能食品に該当します。…続き
容量3gの粉末青汁を一日2包が目安
粉末青汁1包の容量は1包に「3.3g」程度入っているタイプが一般的です。なかには「4.5g~6g」程度入っているケースもありますが、概ね3g程度の商品が多いです。
この1包3g程度をコップ一杯の水や牛乳に溶かして飲むことになりますが、一日に1~2回程度飲むことが目安となっています。
■各社の容量と飲む回数の目安
- 青汁三昧:1包(3.3g)、1日2包目安
- 世田谷自然食品:1包(3.2g)、1日1~2包が目安
- サントリー:1包(3.3g)、1日1~3包目安
- 青汁満菜:1袋(4.5g)、1日1袋~2袋を目安
- ファンケル:1本(4.5g)、1日1~3本目安
(※各公式サイトにて記載されていた数字です。)…続き
無料お試しとお試し価格の違い
青汁のお試しサンプルには次の3種類のタイプがあります。
まったく料金がかからない「無料のお試しサンプル」と有料での「お試し価格の青汁」、そして定期コースの申込みが前提での「初回割引」の3タイプです。
- 無料サンプル → 現在はほとんどない
- お試し価格のサンプル → 1,000円程度の商品が多い
- 初回割引(定期コースが前提)→ 回数しばりがある
現在のところ、無料のお試しサンプルはほとんどなく、たいていは1,000円程度の価格に設定されたお試し版の青汁サンプルを提供している健康食品会社が多いです。…続き
青汁の定期コース申込みでお得に購入
青汁を購入する際、毎月お届けの定期コースの申込みをすることで大幅な割引や特典を得られるメリットがあります。
初回分が大幅に割引されたり、2回目以降も割引価格で購入できたり、あるいは送料が無料となったり、増量やシェーカーが付いてくるケースもあります。特典については各社によって違いがありますので、お申込みの際に確認してみるとよいでしょう。
注意したい点としては、継続回数の決まっている場合があることです。
いわゆる回数しばりと言われているものですが、通常、3回~5回以上の継続が定期コース申込みの条件になっていることが多いです。申込みページに小さい字で書いてあることが多いので、注意して確認するようにしましょう。…続き
青汁の効果・効能と薬事法による制限
青汁の効果を知りたい、効能について調べたい方も多いと思いますが、青汁は健康食品に該当するため効果に関する情報は基本的にありません。
効能を表示することの出来る商品に関しては薬事法により表現が規制されており、勝手に「~に効く」などと記載することは日本の法律により制限されています。
この効果や効能を謳(うた)える商品には“医薬品”や“医薬部外品”などがあります。
こちらは厚生労働大臣による承認が必要ですので、人体や動物での長い期間にわたる治験を経て、実際に効果や効能があることが確認されています。…続き
特定保健用食品(トクホ)の青汁
健康食品のサプリメントには、大きくわけると「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」、そして「その他の一般食品」の3種類があります。
このうち、「特定保健用食品」と「栄養機能食品」の二つは保健機能食品とよばれており、一定の基準を満たしている商品になりますので、その他の一般的な健康食品と比較すると安心して購入できるメリットがあります。
■特定保健用食品とは?
「特定保健用食品(トクホ)」というのは、その商品の効果に関する科学的根拠を示し、有効性や安全性に関しての審査を受け、消費者庁長官の認可を受けた商品のことです。…続き
粒タイプの青汁を比較
一般的な青汁は粉末を水に溶かして飲む「粉末タイプ」になりますが、タブレット状のものを水などでそのまま飲む「粒タイプ」も人気が高いです。
- 粉末タイプ:
シェーカーなどで水に溶かして飲むタイプ。スティック1本で「3g」程度のものが一般的です。水に溶かす必要があるため、多少の手間がかかります。 - 粒タイプ:
錠剤のタブレットをそのまま水で飲んだり、噛んで食べるタイプ。1日目安10~15粒程度で3g程度のものが多いです。手間がかからず携帯に便利。
粒タイプは粉末青汁よりも価格が安い傾向にありますが、グラム数的には粒タイプよりも粉末青汁の方が量は多いです。
商品にもよりますが、粒タイプ15粒程度で粉末青汁の1本分程度の量に相当します。
有機野菜の宅配サービスを比較
有機野菜の宅配サービスをご存知でしょうか?
専門の契約農家により産地直送されるので、産直野菜とも呼ばれていますが、有機堆肥や反農薬で栽培された野菜を定期的に配送してくれるサービスのことです。スーパーの野菜とは違い、独自の基準をクリアした契約農家のみで栽培されているため、しっかりした味の野菜を安心して食べることができます。
野菜不足の解消には青汁を飲むのが効率的ですが、日常の食事では摂取しきれなかった不足分を補う意味になりますので、青汁を飲むだけで十分ではありません。…続き
青汁はダイエットに向きますか?
青汁は野菜不足の解消のほか、ダイエット中の女性をサポートする健康食品としても人気が高いです。
~ 青汁の食物繊維で朝スッキリ ~
ダイエット中は朝スッキリできずに挫折してしまう人も多いですが、青汁に含まれる食物繊維が毎日のスッキリをサポートするのに役立ちます。また、食物繊維によって腹持ちもよくなるので、ダイエット中の空腹感をやわらげる働きも期待できます。
青汁は野菜そのものが主原料に作られているため、より自然な形で食物繊維を摂取することができ、さらにビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含まれているため、ダイエット中の女性の栄養補助としても相性がよいといえます。…続き
おいしい青汁を選ぶ際のポイント
ケールには独特のクセがありますので、飲みづらくて苦手という方も少なくありません。特に、ケールをそのまま搾って凍らせた「冷凍青汁」は、健康のために飲んではいるものの、どうしても飲みにくいと感じられる方も多いです。
一方、大麦若葉はケールと比較するとクセが少ないため、主原料が大麦若葉の青汁を選ぶとあっさりとした味わいで飲みやすい傾向があります。また、桑の葉の青汁も比較的飲みやすいです。
青汁のくさみが苦手で飲みにくいと感じる方は、まずは使用されている主原料をチェックされてみることをおすすめします。できるだけ、大麦若葉や桑の葉が主原料の商品を選択されるとよいでしょう。…続き