青汁とは野菜の葉の部分の汁のこと

青汁は栄養価の高い野菜を搾った野菜ジュースのことです。

葉にお湯を注いで抽出する健康茶と比較すると、野菜を丸ごとジュースにするため、含まれている食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養価を効率的に摂取することができます。

青汁のなかには、「血糖値の上昇を抑える」など特定の効果が認められているトクホの商品もありますが、一般的には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂取するための栄養機能食品に該当します。

厚生労働省の国民健康づくり運動「健康日本21」によると、1日に必要な野菜の量は350g以上とされていますが、忙しい現代人は食事のみで必要な野菜量を摂取することは困難です。

その点、青汁なら生の野菜を大量に食べるよりも効率よく摂取できるため、野菜不足の解消をサポートする健康食品として人気を集めています。

~ 商品の種類 ~

市販されている商品のほとんどは、粉末状に加工された「粉末タイプ」の商品が多いです。

また、1部の健康食品会社からは、ジュースを乾燥させずにそのまま冷凍加工した「冷凍タイプ」も販売されてます。

「粉末タイプ」は水にそのまま溶かして飲み、「冷凍タイプ」は解凍してから飲みますが、商品の流通がしやすく、長期保存も可能、そして簡単に飲めるなど点から粉末タイプの商品が主流となっています。

さらに、最近は「ジェルタイプ」の食べる青汁や粒状の「タブレットタイプ」なども出てきましたが、数自体はあまり多くありません。

~ 購入方法 ~

実際に青汁を購入する際には、電話によるオペレーター注文か、もしくはインターネット通販で直接購入するのが一般的です。
テレビなどで紹介されている人気商品のほとんどは、スーパーや百貨店などの店頭では販売されていませんので、ネットから注文するのがよいでしょう。
青汁を販売している健康食品会社の一覧

~ 主原料となる野菜 ~

欧米の家庭などで飲まれている野菜ジュースの場合、ほうれん草やキュウリ、リンゴなどが使用されていますが、日本で市販されている青汁には、一般にはなじみのない「栄養価の高い特別な野菜」が使用されています。

大麦若葉やケールをはじめ、明日葉、長命草、桑の葉、熊笹、すいおうの葉、ゴーヤなどの野菜が主原料に使用されておりますが、これらの野菜はスーパーなどで一般に目にすることがありません。

青汁は1杯あたり100円程度の商品が多いため、スーパーの野菜ジュースと比較すると割高ではありますが、使用されている原材料の栄養価や製造方法、食物繊維などの点で大きな違いがあります。

~ 飲みやすさの違い ~

使用されている野菜の主原料によって飲みやすさにも違いがあり、大麦若葉はわりと飲みやすく、ケールや明日葉には多少のクセがあるといわれています。

けれども、当サイト運営者がレビューした限り、粉末タイプについはほぼ全ての商品が飲みやすかったです。どちらかというと青汁のクセというよりも、飲みやすくするために加えられた甘味料により、甘くてかえって飲みずらいというケースの方が多いかもしれません。

一方で冷凍タイプの商品については、搾ったジュースがそのまま冷凍されているため、少しクセがあると感じられるケースがあるかもしれません。

味が気になる方は、まずは低価格のお試しサンプルで試してみるとよいでしょう。

~ 青汁は自分でも作れる? ~

青汁にはスーパーなどでは販売されていない特別な野菜が主原料に使用されており、また搾汁方法も自宅のジューサーなどとは違うため、自分で作るのは難しいです。

~ 緑色なのに、なぜ青汁? ~

ちなみに、緑色なのに青汁と呼ばれている理由ですが、もともと日本には古代から緑色を表現する単語がありませんでした。青信号なども実際は緑色ですが、日本では「緑色」を「青」と表現されてきた名残りと言われています。

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