大麦若葉ってどんな野菜?

大麦若葉は、大麦の穂が出る前の青々とした若葉のことです。

「葉」の部分にはビタミンやミネラルなどの栄養素がバランスよく豊富に含まれており、青汁の原料としてよく使用されています。

ケールと比較すると味にクセがないため、大麦若葉が主原料に採用されている商品も多いです。

また、秋に穂がなったあとの「種子」は麦飯としても利用されており、昔は白米がご馳走だったため、麦飯を主食にしていた時代もありました。さらに、この種子に芽が出た状態の「麦芽」はビールの原料としても利用されています。

大麦若葉は野菜としてはあまり見かけませんが、麦飯やビールの原料としてよく知られています。

◇含まれる栄養素の種類

大麦若葉に含まれる栄養素には、食物繊維をはじめ、ビタミンB2やミネラル、酵素、葉緑素、鉄分などがあり、種類も豊富でバランスよく含まれています。また、SOD様成分を含んでおり、若々しく毎日を元気に過ごしたい方にも最適です。

◇産地は九州地方の国産が多い

大麦若葉の産地は大分県や熊本県など、九州の契約農家で栽培されているケースが多いです。また、無農薬や土壌にもこだわり、安全性に配慮して栽培している農家もあります。

◇大麦若葉は味にクセがなく飲みやすい

ケールや明日葉の青汁と比べると、大麦若葉の青汁には味にクセがなく、美味しく飲みやすい商品が多いです。青汁の臭みが苦手な方は大麦若葉が主原料の商品を選ぶとよいでしょう。