長命草(ボタンボウフウ)の青汁
沖縄に生育している植物に「長命草」というのがあり、「ボタンボウフウ」や「長寿草」ともいわれ、ポリフェノールやビタミンなどの栄養価が高い自然素材として人気になっています。
長命草は、沖縄本島よりも、さらに南の与那国島などに多く生育している植物で、「一株食べると一日長生きする」ともいわれ、子供の健康祈願のために神に捧げられてきた植物です。
野菜の王様「ケール」と比較しても、ポリフェノールやビタミン類などが多量に含まれており、青汁の原料としても利用されています。
植物の葉としてはわりと小さめなためか、商品化されている青汁はわりと少なめですが、最近では資生堂の商品で、長命草の青汁ドリンクやタブレットも販売されています。
去年の9月に、資生堂が契約栽培していた農家さんの「長命草」を台風が直撃してしまい、一時は販売中止になっていたようなんですが、最近、また再開することができたようです。
長命草は栄養価が高いけれども、栽培するのはなかなか難しい貴重な青汁となっているようです。